プロフィール
佐々 淳行(さっさ あつゆき)
生年月日:1930年12月11日
没年月日:2018年10月10日(87歳没)
前職:国家公務員(警察庁・防衛庁)
職業:危機管理評論家
東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現・警察庁)に入庁。目黒警察署をふりだしに「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」などで警備幕僚長として危機管理に携わる。
昭和天皇大喪の礼を最後に退官。その後、文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍。
初代内閣安全保障室長を務めるなど「危機管理」という言葉を初めて提唱し、インテリジェンス(情報収集・分析活動)のパイオニアとして知られる。
佐々氏が指摘するワーストな政治家達
佐々氏は著書「私を通りすぎた政治家たち」の中で国益より私益を優先したワーストな「政治屋」として実名で挙げている。
- 三木武夫氏
在任中ろくなことをしていなかった。 - 田中角栄氏
領収証なしで金を配り金で人を操った。 - 加藤紘一氏
安保反対派で親中派であるにもかかわらず厚顔にも防衛庁長官となった。 - 小沢一郎氏
傍若無人な振る舞いが多いトラブルメーカー。 - 河野洋平氏
中国びいきから始まって韓国に証拠もなく日本を貶める謝罪を行った。
河野洋平氏については当時から中国との深い関わりがあることを見抜いており、それが今問題視されSNSで話題となっている。
万一、河野太郎政権になるなら総理の一族が中国で会社経営というあり得ない事態が現実に。“クリーンなエネルギーを生み出す太陽光発電”に寄与すると宣言する #日本端子 の存在を考えれば氏の政策は分り易い。北京、江蘇省、香港で同社はどんな便宜を図ってもらっているのか。 company_guide2017.pdf pic.twitter.com/0brF9o1UJd
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 19, 2021
河野洋平
元衆議院議長
- 慰安婦の強制連行について証拠がないにも関わらず、慰安婦の強制性を認めた河野談話を発表した。
- 川崎重工やJR東日本が反対していた日本の新幹線の革新的技術を無償で中国に引き渡すよう強引に政治主導で進めた中心人物が河野洋平氏と言われている。
- 拉致問題や、その他懸案事項の解決への道筋をつけるため平成12年に北朝鮮に対し、50万トンものコメ支援が河野洋平外相(当時)の鶴の一声であっさり決まったがその後進展なし。
北朝鮮への米支援についてはYKKと呼ばれた山崎拓氏と加藤紘一氏が組み、数年間にわたり106万トンの米を送ったがその返礼として返されたのは度重なるミサイル発射だったという落ちがついている。
またほかにも人柄はよいが非常時の指揮官ではなかった村山富市氏、湾岸戦争の時に90億ドル(1,2兆円)もの支援を送ったが世界から評価されず国政を誤った海部俊樹氏、「人命は地球より重い」といってテロリストを野に放った福田赳夫氏、現場に干渉して大変な人災を引き起こし、恥じる事のなかった管直人元総理などを挙げている。
また当時幹事長だった小沢氏は海部首相(当時)のことを「担ぐなら神輿は軽くてパーがいい」と揶揄している。
佐々氏がテロや日教組と戦ってきた中でのエピソードは山ほどあるが以下のような忘れられないエピソードがある。
佐々淳行氏、日教組の教師に激怒
エピソード
初代内閣安全保障室長を務めた「佐々淳行」氏は自著や産経新聞において、日教組組合員の教師が、警察官と自衛官の子供を立たせて「この子達の親は悪人です!」と吊し上げた事を記している。
当時警視庁警備課長だった佐々氏の子息が世田谷区立小学校で日教組闘士の女性教師Sから、「お父さんが警官、自衛官の子は立ちなさい」と言われ、立つとクラス全員に「この子たちのお父さんは、ベ トナムで戦争し、学生を警棒でなぐっている悪い人たちです」と言い長時間居残り、立たされるという体罰を受けた。
そのいきさつを聞いた佐々氏が学校に怒鳴り込みその教師に問うと、反省の弁は無く、自民党や自衛隊、警察を口汚く罵り、この教師は「日教組の組織をあげて戦う」と発言したという。
憤慨した佐々氏が「私は一個人の父兄として教育委員会を巻き込んで貴方をクビにするまで闘う」というと、女性教師は突然、床に土下座して「クビになると食べていけない、みんな日教組の指示によるもの」と、教師は一転して謝罪しはじめた。
日教組は左翼思想に対して共感している教職員を中心とした日本の教員・学校職員による労働組合の連合体である。
教職員組合としては日本最大であり、かつては旧社会党と共産党を支持していたが分裂し、現在は立憲民主党および社会民主党の支持団体である。
日教組は共産党と袂を分かったのですが、それでは共産党と離れて日教組の左翼体質は多少改善したかというと実態は変わっていません。
基本的な考え方は共産党と変わっていません。
- 9条を遵守すれば未来永劫日本は平和である
- 戦前の日本の歴史は侵略の歴史である
- 国旗掲揚や国歌斉唱の強制は良くない
- 教育に競争原理を持ち込むべきではない
- 自衛隊反対、天皇がいる日本に反対

日教組・教育基本法改正阻止デモ

「レンジャーの訓練やめて」吉良よし子共産党議員
自衛隊を心よく思っていない共産党員や日教組の組合員は
「どんな災害が起きても我が家は自衛隊の救援は要りません、お断りします。」
と書いた紙を玄関に貼っておくべきだと思うのだがそんな話は聞いたことがない。
竹田恒泰氏が暴露した共産党小池晃書記局長に関するエピソード。
明治天皇の玄孫である政治評論家の竹田氏は以前、共産党の小池晃書記局長らと番組で一緒になった際のエピソードを披露している。
エピソード
「『将来、天皇をなくすつもりですよね』と聞いたら小池書記長が、『いや、私たちは憲法を守るんだ。日本国憲法に書かれた範囲で守るんだ』と。
『今はいいかもしれないが将来においてはなくすつもりですよね?』と聞いたらそうなんだと。
「国体を変更するために革命をうかがっているのが共産党です」
『中国が万々一、攻めてきたらどうするんだ?』と聞いたら小池書記局長は『自衛隊に守ってもらう』と。
何を言っていると思って、ぶっ倒れるほど驚いた。
危機管理のプロである佐々氏は、20年以上前から、進化する情報化社会を見据えてサイバーテロへの対策強化が必要と語り、さらには原子力事故への対応にも言及しています。
その先見性は注目に値しますが、現在わが国には依然としてスパイ防止法もなければ、抑止力となる敵基地攻撃能力もなく、自衛隊は相変わらず手足を縛られたまま有事の際に国を守れという状況のままです。
台湾有事がささやかれ多くの国で「最悪の事態」が想定され、備えが進んでいる中、現在の日本の政治・行政の中枢に、佐々氏のような気概と実務能力を併せ持つ危機管理のプロが今こそ必要なはずだが残念ながら見当たらない。
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