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【ウイグル】中国のジェノサイド内部文書が流出「逃げる者は射殺しろ」

2022年6月15日

新疆ウイグル自治区における強制収容所に関する機密文書が第三者のハッキングによって流出し、アメリカのNPO団体により公開された。

この流出した文書には収容されている膨大な数の個人データや制圧の実施訓練や施設内の様子などが含まれていて、また習近平からの直接の指示の下で行われていることも明らかにされている。

BBCやNHKなどなどのメディア14社が協力して裏どりをし、本物と認定した上で世界中で一斉に公開された。

これでも中国はジェノサイドは嘘だと言い張るのだろうか。

収容施設における警察の活動や武器などの膨大な写真、情報がまとめられたファイルで、これまで確認することができなかったジェノサイドを証明する貴重な資料だ。

警備訓練・逃げる者は容赦なく射殺しろ!

その内容の一部は以下の通り。

新疆公安ファイル

  • 拘束した人間が数歩でも逃げれば射殺せよ。逃げる者を射殺するのに何の問題があるのか。とっくに許可している。
  • ウイグル人(敵対勢力、テロ分子)に対しては断固として対応し、壊滅的な打撃を与えよ。情け容赦は無用だ。
  •  身柄を拘束する際には我が方の警察や軍警安全を確保しなければならない。そのためにはテロ分子は全員殺害しろ。
  • (中国共産)党と政府の思いやりを何千もの民衆に届け、人民が党の温かさを感じられるようにせよ。村に入って全ての家庭をカバーしなければならない。
  • 特に海外からの帰国者は片っ端から捕らえろ。重大犯罪者の取り扱いに従い、まず手錠をかけ、覆面をかぶせろ。

出典 毎日新聞

収容者写真ファイル

新疆の内部資料が大量に流出し、収容所の「衝撃的」実態が浮き彫りになったが中国政府はこれに対して以下のように反論している。

  • これらの施設は職業訓練所であり、「新疆を中傷する反中国勢力」による「寄せ集めの資料」と断じ、報道機関が「うそとうわさを広めている」
  • 「この地域の社会は安定し、調和を持って経済発展している。

と反論している。

また新疆ウイグル自治区においては以下のようなこともこれまでに明らかになっている。

ウイグル人の家庭に政府職員が強制的にホームステイ

近年「ホームステイプログラム」が実施され100万人を超える党の職員がウイグル人の家庭へ派遣されている。
一度の滞在は5日間~1週間とされ定期的に実施されている。

その目的は以下のようなものとなっている。

  • 家族に関する情報の収集。
  • 彼らに共産主義思想を教え込み、宗教過激派の兆候がないかを探る。
  • 中国北京語(共通語)を教えたり、中国国歌や共産党を礼賛するように指導する。
  • 自宅に共産党総書記の肖像を掲げることを義務付けるなどを強いている。

侵攻や言語を抜き去り思想改造で中国人に作り替えることが目的だ。
民族浄化を目的とした「自宅収容施設」と化している。

増え続ける再教育センターと呼ばれる強制収容所

少なくてもすでに100万人を超えるウイグル人が収容されていると見込まれている。

100万人という数字は最も少なく見込まれる数字であって、アメリカ国務省では200万人以上と推察している。

日常的に受ける暴行や虐待、慢性的栄養不良、結核や肝炎の蔓延など、極めて劣悪な環境に置かれている。

女性収容者に対してレイプが日常的に行われていて、看守にカメラのない部屋に連れていかれて数日間帰って来ないことが度々あるという証言が出ている。

表向きは「再教育センター」とか「技能研修センター」いう名前になっていているが、実体は強制収容所だ。

イスラム教を捨てて共産党を崇拝し、中国の国家主席を礼賛しろという教育を受け、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。
出来なければ食事が与えられなかったり、拷問にかけられる。

空港に臓器搬出の専用通路が設けられている

写真の左側の標識には「人体器官運送通路」と中国語で書かれていて専用通路が設けられている。

取りだした臓器は、細胞が壊れ機能を失う前に移植する必要がある。
移植するための臓器はより新鮮な状態が求められ、時間との勝負になるためこのような専用通路が設けられている。

中国では、“政治犯”の臓器が売買され、年間10万件もの臓器移植が行われており、各国から臓器移植に訪中している。

これが中国共産党の大きな収入になっているそうだ。

国が主導して軍病院で組織的に臓器を収奪する「臓器狩り」が行われていることになります。

中国が公式にアナウンスしている年間の移植手術数は約1万件だが、カナダ人弁護士らが病床数や稼働率などから割り出した数字は年間6万件から10万件だった」と紹介。

中国は移植臓器の供給源は死刑囚だと説明しているが、中国国内で年間数千人とされる死刑囚の数と乖離があると指摘されている。
そうであればその供給元はウイグル人と考えるのが妥当である。

1兆円を超える中国の臓器売買ビジネス

「中国臓器収奪リサーチセンター」(本部・ニューヨーク)によれば、中国の病院で臓器移植の手術を受ける患者の待機時間は、平均で1~4週間。最短では数時間で適合臓器が見つかることもあるという。

▼中国で移植手術に要する金額▼

  • 肝臓=1000万円~
  • 腎臓=600万円~
  • 心臓=1300万円~
  • 角膜=300万円~

弾圧を加えられている法輪功の信者やウイグル人などから摘出した臓器を移植する「臓器移植ビジネス」は、国家に年間1兆円という莫大な利益をもたらしていると言われている。

中国当局は「全民検診」という名目で新疆ウイグル自治区で住民からDNAなど生体データの収集を行っている。

12歳から65歳までの住民を対象にDNA血液のサンプル指紋虹彩血液型などの生体データを集めてデータベースを作成している。

このことは今回流出した資料の中に「生体情報の収集の任務」として記されている。

移植するには臓器の鮮度が重要であり、死後直後あるいは生きているうちに取り出すのが最良だ。
そうした対象者が収容施設に100万人もいるのだからドナーを探しだしのは簡単だ。

そのため、他国では何年も待たなければならない適合臓器が中国では数週間以内に見つかる。
最適な臓器が見つかると適当な罪状をでっち上げ処刑され臓器が収奪される。

世界で最初に中国への移植渡航を禁止する法制化を先導したイスラエルのジェイコブ・ラヴィ医師によると、「中国では何月何日の何時に臓器移植手術の予約ができるという、医療倫理上あり得ないことが可能になっている」

移植のために計画的に人が殺されていることの有力な証拠だ」と述べている。

2006年にある雑誌に、政局を左右するほど影響力を持つ自民党の大物議員の妻が肝臓がんのため中国で移植手術を受け、そのため親中派になったのではという記事が掲載された。
記事では名前は明かされていないが、流されている噂では名前が挙がっている

ウイグル全土に続々と建てられる火葬場

ウイグル全土に収容所の近くに火葬場が次々と建てられ始めている。
左の写真には中国語で「葬式サービスセンター」と書かれている。

収容所でなくなった人を土に埋めるより効率的に処分することが目的と思われる。
いかに多くの人間が処刑されているかということを示す証拠でもある。

そしてもう一つの目的は証拠の隠滅である、灰にして土に混ぜてしまえば虐待の痕跡を一切消し去ることが出来る。
収容所の中で行われている臓器刈りの証拠も残すことはなくなる。

このことから今後、中共はウイグル人の人口を減らすために今まで以上にウイグル人を大量に粛清していくと予想される。

ウイグル人の収容を決める点数表

自治区当局は、ウイグル人一人ひとりを「点数化」し、100点から減点した「低得点者」から収容所送りにしているがそのマイナスとなる点数の基準は以下のようなものとなっている。

  • ウイグル人であること
  • パスポートを持っている
  • 毎日礼拝をしている
  • 宗教の知識がある
  • 当局が要注意とする中東など26カ国に行ったことがある人
  • 国外に友人・知人がいるなど

など全部で32項目あり、上記の項目に該当すれば、項目ごとにマイナス10点が付けられる。

ウイグル人であることだけでマイナス10点が加算されるというのは驚きだ。
ウイグル人というだけで罪なのだ。
当局が拘束しようと思えば誰でも拘束の対象になってしまうことになる。

中国が推し進める弾圧政策

中国人男性と強制結婚させられる新婦はどこか悲しそう

漢民族の大量移住

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させ、ウイグルの女性を強制的に中国人の男性と結婚させている。
上の写真は新郎側が新婦の親族を監禁し、結婚を強要するという手段で成立したカップルの結婚式の模様であるが、新郎の嬉しそうな顔に比べ新婦の表情はつらそうな表情だ。

10万人に不妊手術

新疆ウイグル自治区の不妊手術が5年で18倍に増え、計10万人の住民が手術を受けたことが政府の資料で分かった。
強制的な中絶件数は延べ43万件を超え、非人道的な人口抑制策が行われている。

ウイグル人を地球上から粛清してウイグル自治区を完全に中国のものにするための「民族浄化」を目的として今現在も行われている。

このような証拠が出てきても、日本政府は弾圧を認めず、対中非難決議も出せず中国の顔色をうかがい日中50周年の記念行事を祝おうとしている。

人権を守るという気骨も気概もない情けない国になったものだ。
政治家だけでなく日本人そのものにも問われている。

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