アイヌ関連

【北海道が危ない】アイヌ団体がプーチン大統領へ要望書を提出

2022年4月15日

アイヌ新法が2019年4月19日に国会で成立し、同年5月24日に施行されました。
しかし、アイヌを先住民族と認定したことでロシアがこれを口実に北海道に侵攻してくるかもしれないという思わぬ方向に事態が動き始めている。



ロシアのプーチン大統領は2018年12月、モスクワでの人権評議会において「アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」という考えを示した経緯がある。

これに呼応するかのようにプーチン大統領に、「千島列島をアイヌの自治区にしてください」という以下のような要望書を出した団体がある。

 

その要望書に書かれた内容は「この地域の先住民族として、貴国大統領閣下並びに総領事閣下に、以下のように要望いたします。」とある。

  1. クリル諸島をアイヌ民族の自治州/区にしてください。
  2. クリル諸島沿岸海域をアイヌ民族によ漁業資源管理エリアとしてください。
  3. クリル諸島の自然環境を保全してください。得に南クリル地域については、UNESCO世界自然遺産登録地である知床半島(北海道島)との一体的な保全管理をご検討ください。

 ※クリル諸島とは千島列島を指し、ロシア語や英語ではクリル列島と呼ばれる。

知床半島はれっきとした日本の領土だが、まず知床半島をロシアの物とし、将来的にはアイヌに自治権を与えてもらいたいということなのだろうか。、

プーチン大統領宛ての要望書は「アイヌ政策検討市民会議」という団体のホームページに掲載されていたのだが、ロシアがウクライナへ侵攻したためか現在このページは削除されている。

産経新聞 2023/1/19

空自機のアイヌ文様に抗議 市民団体、使用停止を要請

アイヌ民族や学者らでつくる市民団体「アイヌ政策検討市民会議」(札幌市)は19日までに、航空自衛隊第2航空団(千歳市)が多くのアイヌ民族の同意なく練習機にアイヌ文様をあしらったマークを使用しているとして抗議し、利用の差し止めを求める要請文を同団などに送付した。
引用元 産経新聞

「アイヌ政策検討市民会議」とはどのような団体なのだろうか。
「アイヌ政策検討市民会議」のホームページを見ると設立の目的として以下のように書かれている。

目的

アイヌ政策に懸念をもつ国内外の研究者、教育者、ジャーナリスト、芸術家、社会活動家、政治家、学生や市民らが集まり、現状のアイヌ政策について開かれた場で批判的に検討する。
その結果明らかになった問題点を広く市民社会と共有し、国や道主導から当事者アイヌの自決権に基づくものへと転換するための基盤、すなわち代替策をつくり、日本政府や国連人権監視委員会など国内外の関係諸機関に提示する。

要は先住民族の自己決定、土地や資源などへの権利の回復を目指し、さらなる北海道のアイヌ政策の拡大を目指すことが目的のようである。
将来的にはアイヌの「自治区」制定を目標としていると思われる。

「アイヌ政策検討市民会議」をはじめ、こうした様々な団体の働きかけもありアイヌ新法が成立したのだが2022年度予算案で、アイヌ政策関係予算は58億5900万円となり、21年度当初予算比で2%増となったと発表されている。

この予算は年々増額される予定で底なしの利権構造を生みだすことになった。
その原資は我々の税金である。

アイヌが本当に先住民族かどうか、学術的にも異論がある中で、国会においてほとんど審議もされずアイヌ新法を通過させてしまったことにも問題がある。

先住民族であるアイヌの人々の要望を受け入れるということで、プーチン大統領が「アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」と正式に決議すれば「先住民族の保護」という建前で北海道に侵攻する名目となりうるのだ。

この要望書に名前が記載されている代表の畠山敏氏と副代表の石井ポンペ氏とはどんな人物なのだろうか。


 畠山敏氏

代表の畠山敏氏は北海道紋別市の川で、サケ漁は先住民族の権利(先住権)だとして、道に許可申請をせずに伝統儀式用のサケを捕獲し、道警の取り調べを受けニュースになった人物である。

 

 石氏ポンペ氏

副代表の石氏ポンペ氏は北海道アイヌ協会札幌支部長、支部役員を歴任し、アイヌ民族の権利を取り戻す「ウコチャランケの会」代表を務めている。

また石井氏は2019年の7月8日に北海道、網走においてチュチェ思想研究会が主催した「金日成主席を回顧する集い」に参加し、以下のように祝辞を述べている。

「金日成主席逝去25周年を記念する集いが、この北海道、網走でおこなわれたことは、非常に意義深いことである」

チュチェ思想とは北朝鮮の金一族を奉る思想で、北朝鮮の国民に対する指導理念とされ、これに賛同する沖縄の大学教授やその他著名人が多数参加し活動している。

「チュチェ思想研究会」は沖縄の米軍基地移設反対運動や「沖縄独立論」を掲げ本州との分断工作活動をしている団体であり、毎年沖縄でチュチェ思想新春セミナーを開催している。

何やら興味深い団体との連携を持っているようである。

チュチェ思想新春セミナー
https://chosonsinbo.com/jp/2023/01/12-104/

また、石井ポンペ氏は「のりこえねっと」の共同代表としても活動しているが、のりこえねっとのメンバーには他に

上野千鶴子氏
(社会学者・フェミニスト)

北原みのり氏
(文筆家・フェミニスト)

高里鈴代氏
(平和市民連絡会共同世話人)

などがおり、上記の3人は公金の不正流用があるのではと話題になっているColabo を守るため昨年の12月に「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」が設立され、その賛同人メンバーとしても名前を連ねている。

また、のりこえねっとの他のメンバーとしては、辛淑玉(人材育成技術研究所所長)、宇都宮健児(元日弁連会長)、田中優子(法政大学学長)、西島藤彦(部落解放同盟中央書記長)、村山富市(日本国第81代内閣総理大臣)、和田春樹(東京大学名誉教授)などが名前を連ねている。

こうして見ると様々な団体が共通の目的のもとに横の連携を取りながら活動を行っている様子が見えてくる。

 

【公金つかみ取り】Colaboを取り巻く人物名と団体名一覧

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