国内関連

「トランスジェンダー問題」男が女性競技に出場するのは平等なのか

2022年12月27日

 

社会には多様なセクシュアリティ(LGBT)をもつ人々が存在します。

このように多様な人々に対して、人権を尊重し、差別をなくすための仕組みづくりが進められていて、今や各企業にも取り組みが求められ身近な問題となりつつあります。

この問題が顕著に表れているものにスポーツの世界があります。
スポーツの世界でも性差別撤廃の動きが進んでいますが、それにともない次のような問題点が起きています。




ジェンダー・マウンシー選手ハンドボール選手権出場

マウンシー選手は身長約190センチ、体重約100キロで、かつてハンドボール男子のオーストラリア代表だった。

2015年に性転換手術をした後、国内のキャンベラの女子リーグで8試合に出場し、17ゴールをあげた。

2019 年世界女子ハンドボール選手権の出場権を獲得したが、他選手との体格差を危険と協会が判断したため最終的には世界選手権には選ばれなかった。

なんだか怖い!これは無理でしょう。
これは確かに身の危険を感じるよね。

「生来男性であるハンナが女性としてプレーすることは不平等」という非難から、ハンナ・マウンシーの行動を支持する主張が飛び交いさまざまな形で論議がまき起こった。

 

ジェンダー・マッキノン選手女子自転車競技出場

レイチェル・マッキノン選手は2018年に行われた「UCI世界選手権大会」では200mスプリントで世界記録「35~39歳部門」を樹立し、女子スプリント選手として優勝「35~44歳部門」を果たしています。

2019年にイギリスで開催された「UCI世界選手権大会 」にて、レイチェル・マッキノン選手(37)が女子スプリント競技で世界新記録を打ち立て優勝。

彼女は7年前までは男性でした。

ジェンダー、米大学選手権で好記録を連発したトーマス

2022年にアメリカで開催された水泳選手権に話題が集まっている。

話題の中心にいるのは、米競泳女子で出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーのリア・トーマス(ペンシルベニア大)。
彼女(彼)はアトランタで行われた全米大学体育協会(NCAA)選手権の500ヤード(約457メートル)自由形を制した。

2020年まで男性として競技を続けていたが、昨秋から女性として参戦を続けていた。

「私は男じゃない。私は女だし、トランスジェンダーも他のアスリートたちと同様に、もっと尊重されていいはず」と訴えている。

トランス女性として史上初めて五輪に出場

トランスジェンダー選手のローレル・ハバード(43、ニュージーランド)が2日、東京オリンピックのウエイトリフティング女子87キロ超級に出場し、歴史をつくった。

出場を果たしたが、スナッチ1回目で125キロを挙げることができず、残る2回も125キロに挑んで失敗。ハバードの挑戦は終わった。

現在の国際オリンピック委員会(IOC)の規定では、大会の1年前から血液中のテストステロン(男性ホルモン)値を基準以下に保つなどの条件を満たせば、男子で競技歴がある選手でも女子で出場できるとなっている。

トランスジェンダーに関わる事件

exciteニュース 2019年02月19日

トランスジェンダーで女性になった“元男”が10歳少女に暴行 「LGBTを悪用するな」怒りの声殺到

トランスジェンダーで女性となった18歳の元男が10歳の少女を暴行するという事件がスコットランドで起こり、物議を醸している。
地元紙によると、容疑者は2018年3月4日、スーパーのトイレで、見ず知らずの少女を強姦した。
exciteニュース


AFPBB News 2021年10月30日

トランスジェンダー生徒の「トイレ問題」米州知事選の争点に 性的暴行を機に

米国のジョー・バイデン(Joe Biden)政権の今後を占う試金石とみられているバージニア州知事選で、性自認が流動的である「ジェンダーフルイド」とされる高校生による校内女子トイレでの性的暴行事件が争点の一つとなっている。
バージニア州の少年裁判所は今週、ラウドン(Loudoun)郡の15歳の高校生に対し、今年5月に校内の女子トイレで同級生に性的暴行をしたとして有罪判決を言い渡した。
AFPBB News

朝日新聞デジタル 2022年1月6日

「性自認は女性」と説明の利用客、女性トイレに侵入容疑で書類送検

大阪市内にある商業施設の女性トイレに入ったとして、大阪府警は6日、戸籍上は男性で自覚する性は女性だと説明する40代の施設利用客=大阪府内在住=を、建造物侵入容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。「いけないことだとわかっていたが、女性と認められている気がして女性トイレを使いたかった」と供述しているという。
朝日新聞デジタル

Share News Japan 2023年1月3日

トランスジェンダー高校生、トイレで女子生徒に顔面パンチ炸裂

ある女子生徒に近づき声をかけたが無視されたため、トランスジェンダーの生徒は激怒。
猛烈に腹を立て、女子に食ってかかったという。
トランスジェンダーの生徒は女子に近寄り、まずはその顔面にパンチを炸裂。その後、髪を引っ張って床に倒し、頭を何度も殴り蹴り上げるといった激しい暴行を加えた。

Share News Japan

 

性差の問題で苦しんでいる人たちが自然に社会に受け入れらるようにしていくことはもちろん重要だけどね。
そうね、でも公平性って観点から考えたらどうなのかしら、難しい問題よね。

 

トイレや更衣室の問題

トイレや更衣室の使用がどちらでも使用できるように容認された場合以下のような問題が懸念されます。

トランスジェンダーを装い隠しカメラを設置しての盗撮行為や、個室内で犯罪行為が行われる可能性などが懸念されています。

さらに厄介なのが温泉だね。

海外では温泉に入るときは男女とも水着を着用して入るのが一般的だが、日本の場合は裸で入ります。

ジェンダーの人はどちらへ入ったらいいのでしょうか。

ジェンダー問題で今起きていること

国会での取り組み

2021年5月28日、LGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案を全会一致で成立をめざすとしていたが、審議日程が確保できないとのことで今国会での法案提出は見送られ仕切り直しとなった。

女子大4校で受け入れ
日本女子大(東京都文京区)が2024年度からトランスジェンダー女子学生を受け入れる方針を決めたことを発表。
お茶の水女子大、奈良女子大、宮城学院女子大に続く国内4例目となる。

経産省トイレ訴訟、賠償支払い命令

性同一性障害の経済産業省の職員が、職場の女性用トイレの使用が制限されているのは不当な差別だと国を訴えた裁判で、2審の東京高等裁判所は1審とは逆に、トイレの使用の制限は違法ではないとする判決を言い渡しました。
しかし、「手術を受けないんだったら、もう男に戻ってはどうか」との上司の発言のみを違法と認め、11万円の賠償額が確定した。

社内でも会話の中で何気なく言ってしまいそうな言葉だが、これからは特に注意が必要だね。
知らなかったでは済まされないってことね。

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